法人税の調査率

〇法人税の調査率はどのくらいでしょうか。

 申告法人数に対し約3%の割合で税務調査が実施され、そのうちの約70%に対し修正申告が求められております。

 法人税の税務調査事績

 法人税の税務調査件数等は国税庁より公表されております。

法人税の調査事績(出所:国税庁ホームページ「平成30事務年度 法人税等の調査事績の概要」より一部筆者作成)

項目

平成29事務年度

平成30事務年度

申告法人数

2,839千社

2,871千社

調査等件数

98千件

99千件

調査割合(②/①)

3.4%

3.4%

非違件数

73千件

74千件

非違割合(④/②)

74.4%

74.7%

申告漏れ所得金額

9,996億円

13,813億円

調査による追徴税額

1,948億円

1,943億円

調査1件当たり

申告漏れ所得金額

14,066千円

13,859千円

追徴税額

1,995千円

1,964千円

法人消費税の調査事績(出所:国税庁ホームページ「平成30事務年度 法人税等の調査事績の概要」より一部筆者作成)

項目

平成29事務年度

平成30事務年度

申告数

1,972千社

1,992千社

調査等件数

94千件

95千件

調査割合(②/①)

4.5%

4.6%

非違件数

55千件

56千件

非違割合(④/②)

58.5%

58.9%

調査による追徴税額

748億円

800億円

調査1件当たり追徴税額

795千円

838千円

源泉所得税の調査事績(出所:国税庁ホームページ「平成30事務年度 法人税等の調査事績の概要」より一部筆者作成)

項目

平成29事務年度

平成30事務年度

調査等件数

116千件

116千件

非違件数

36千件

36千件

非違割合(②/①)

31.0%

31.0%

調査による追徴税額

304億円

370億円

調査1件当たり追徴税額

263千円

319千円

 統計情報より申告法人数の約3%に対し税務調査が実施されていることが分かります。また法人税調査における非違割合は約70%となりますが、法人消費税調査における非違割合は約60%、源泉所得税調査における非違割合は約30%となっております。